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投稿年月
2024年
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抜け落ちた「字」(あざ)と余計なハイフン
当社の事務所住所は、登記上「外ヶ浜町三厩東町」となっております。しかし、住所としての正確な表記は「外ヶ浜町三厩東町」です。

「字」の抜け落ちた原因は、代表の作成した登記申請書における表記が不正確であったことです。
気づいたきっかけは「国税庁法人番号公表サイト」に登録された当社の情報です。所在地に「字」が含まれ、一方、登記上の住所には「字」がありませんでした。

もしも登記のプロである司法書士にお願いしていれば、所在地をより正確に表記したでしょうし、今回のように自分で作成した登記申請書にせよ、事前に 法務局で事務所用建物の登記情報を確認するべきでした。ちなみに、住所をハイフンで表しても無効にはなりませんが「〇(漢数字)丁目」「番地」等の表記ではない時点で、少なくとも プロの仕事ではないなと一目で分かるそうです。違法ではないが「格好が良くない」という扱い。

2万円で修正登記が可能ですが、「字」のない住所で書かれた開業届を税務署、県庁、町役場へ提出済みで、それらは添付した法人の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)と合致しているかが重要であるため、今、「字」がある住所に修正すると各所での処理に混乱の生じる恐れがあります。
よって、当分は「字」の脱落した住所を使用してまいります。

もしもこれから「開業しよう」「会社を設立しよう」とする方がおられましたら、上記の点に気を付けてより正確な登記申請書作りを心掛けるか、専門家である司法書士に依頼することをお勧めします。依頼料を浮かすと当社みたいに「格好が良くない」事態になり得ます。

登記申請書類に必要な住所は、会社所在地の他にもう一つありまして、それは代表者の住所です。こちらは、住民票通りの正確な表記を求められます。

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